資料1-1
特定非営利活動法人中野・環境市民の会
2019年度事業報告
- 全体の事業
- 出展活動
本会全体としての事業は下記のとおりである。なお、以下に加えて各月には定例会を開催している。
月日 | 内容 |
10月23日24日 | 中野区消費生活展 出展 |
11月16日 | なかのエコフェア 2019出展 |
12月5~7日 | エコプロダクツ2019 出展 |
- 各部会の事業
- 水とみどりの部会
1.中野区内での活動
- 江古田の森、南斜面では事業者と連携して少しでも豊かな緑にする活動進めた
- 開発が進む場所への植栽の種類と緑のつながりを提案した。
- 桃園町会の街中緑化の推移の検証とマルイ四季の庭、四季の水辺等他地区への広がりを継続検討した。今年度はマルイ四季の庭の花壇で数珠玉、ホオズキ、八房系トウガラシ、オジギソウを植えた。
- 中野区政策助成金で「都市で実践するグリーンインフラ」と題した講座を中野駅近辺で実施し、フィールドワークを実施し、具体的な活動の方向性を探った。ワークショップはコロナ禍のため来年度に持ち越すこととなった。
- 中野区内でみどりを広げている「哲学堂の緑を考える会」等の団体とも合同観察会などで連携した。
- 「なかのエコフェア」では当会と江古田の森公園での「森の学級」とで協力し合ってブースを出展した。
- 中野区長に「中野・都市で実現するグリ-ンインフラ構想」を進言した。
2.区外での活動
- エネルギー部会とタイアップして、ソーラーパネルの下での植栽の種類などの検証の継続、マルバアナリス、伊吹麝香草、姫弦蕎麦実証中。
3.中野・八房系とうがらしプロジェクト
- 今年からは「中野八房系とうがらし」として昨年度に引き続き、本郷小学校や他の拠点における栽培拠点づくりをしている。江戸時代に中野の堀江家が育てた西山ナスの復活を模索し、検討をしている。
- 循環型社会部会
・消費から持続可能な社会をつくる市民ネットワーク(持続可能な消費ネット)と連動して、2019年度版「企業のエシカル通信簿」の作成、をした。
・ぐりちょ(WEB上でエシカルな商品とその見分け方、それを販売している場所の紹介)の開発に協力した。
- 持続可能な社会を実現するためのエシカル(倫理的な)消費を生活に取り入れるために、視野を広げて自分事とできるようなプログラムを消費生活展などで提案した。
本年度も消費生活展の実行委員として、4月~11月まで月1回の実行委員会に出席し、展示資料作成、消費生活展に参加した。
- エネルギー部会
- 中野区内での活動
- FITの終了に対応するために、電気の相談問合せを電話やメールなどで対応した。
- 中野区長に「中野エネルギー公社」構想を進言した。
- 区外での活動
- 再生可能エネルギー推進事業を展開できる地域で、地元団体と協力しソーラーシェアリング(パネルの下での営農等)を検証した。
- 地域エネルギー公社(日本版シュタットベルケ)を実施している地方団体を視察した
- NPO法人市民電力連絡会の運営団体として連蔵講座や見学会を実施した
- 他団体連携事業
- (同)東京市民ソーラーのエネルギー事業を検証しながら、協力者への対応等に協力した。
- 当会の賛助会員の櫻井企画のソーラーランタンの普及に協力した。
- 情報収集・発信・その他
- 市民電力連絡会の運営委員団体として、他団体との連携や情報収集を実施した。
- 地域エネルギー実践の場所を視察し、都市部の住民としてエネルギーとどうかかわっていくかを検証した。
- 中野区消費生活展、中野区エコフェア、エコプロダクツ展で省エネの紹介と共に「エネルギーシフトキャンペーン」を展開した。
以上